【ピアノ上達法】練習だけじゃない!初心者が使える裏技3選
ピアノを始めたい!という方は、老若男女問わずたくさんいらっしゃいます。
しかし実際には、「毎日練習しているのに上達しない」、「忙しくて練習できない」と悩み、諦めてしまう人が多いのも事実です。
そこで今回は、ピアノ歴19年の筆者が、練習以外でピアノが上達する裏技を3つ紹介します。
効率よくピアノが上達する方法があるので、今から始めても全然遅くありません!
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
徹底的に曲を聴く
なんとなくあの曲素敵だな、と思って練習に取り組んでいる方は、徹底的に曲を聴くと良いでしょう。
楽譜が読めなくても、何度も何度も楽譜と照らし合わせて聴いていると、自然とリズムやメロディーが頭に入ってきます。
また、音楽記号が分からなくても、『ここはゆっくりになるな』とか、『ここは音が大きくなるな』とか、重要な発見ができるのです。
楽譜に書き込む
曲を練習していて、音名を読むのに時間がかかる箇所や、よく間違えてしまう箇所がありますよね。
その場合は、思い切って楽譜に書き込んでしまいましょう。
音符の近くに『ド・ミ・ソ』『ファ・ラ・レ』などと読み方を書いたり、部分的に練習が必要な箇所を丸で囲んだり。
自分が一目見て分かりやすい楽譜にしていくと、練習もはかどります。
想像力をはたらかせる
初心者の方は、最初から最後まで淡々とした演奏になってしまいがち。
練習曲の場合はそれでも良いのですが、そうでないなら感情のある演奏にしたいところです。
そのためには、どんな音を出したいのかを想像すると良いでしょう。
特に、ピアノの先生は抽象的な表現をよく使います。
例えば、『ここはずっしりした音で』とか、『ここはキラキラした音で』とか。
もちろんその通りに弾くのは難しいと感じるでしょう。
しかし、出したい音のイメージをするだけでも音は変わります。
ピアノはデリケートな楽器なので、弾き手のイメージや感情が鮮明に音に反映されるのです。
ピアノを家に置けない場合
ピアノをはじめたいけれど、ピアノは高くて買えない、ピアノを家に置けないという方もたくさんいるでしょう。
もちろん、アパートで一人暮らしをしている筆者もそのうちの一人です。
しかし諦めないでください、方法はあります。
それはズバリ、『電子キーボード』です。
ヘッドホンを使えば音漏れも気にしなくて済みますし、値段もお手頃。
音や弾き心地が違いすぎてモチベーションが下がりそうですが、最近の電子キーボードはどんどん本物のピアノに近づいてきています。
筆者が使っているのは、ヤマハの『piaggero』。
このキーボードが優れている点は、従来のものと違って鍵盤のタッチが本物に近いということ。
Yamaha Piaggero NP-32 Overview
シンプルなデザインのキーボードは部屋によく馴染みますし、電池式なのでコンセントが届かなくても大丈夫です。
ブラックもあります▽
鍵盤の数は61鍵と76鍵がありますが、筆者が使っているのは76鍵。
61鍵では、ピアノにしては少なすぎて音が足りなくなるからです。
本格的にピアノをするのではなく、バンドでメロディーだけ弾くという使い方をするのであれば、61鍵でも足りるでしょう。