【理系ネタ】星の年代測定をやってみた
『宇宙』や『天文学』と聞いて心躍る人に、おすすめなサイトを発見しました。
なんと、自分で星の年代測定ができるらしいのです。
実際にやってみたので、今回はその方法と考察を書きます。
参考にしたサイト
星の年代測定をするにあたり、以下のサイトを参考にさせていただきました。
使用するツール
使用するツールは2つ。
MicrosoftのExcelと、天体画像処理ソフトMakali`i(マカリ)です。
マカリのダウンロードは、以下のサイトからできます。
観測結果が無料で公開されています。
年代測定と結果
①マカリを立ち上げてファイルを開き、測光します。
データ数は多い方がいいので、今回は150ほど取りました。
②データをダウンロードした Excel ファイルに貼り付けます。
B バンド、V バンドについても同様にします。
③「データ集計」で各ボタンを押して HR 図を描画し、等年齢線と比べます。
一番分布が似ていた、一億年の等年齢線と比べてみました。
しかし等年齢線との重なりは少なく、測定は失敗したようです。
考察・感想
実際に球状星団M13の年代を調べてみると、大体100億歳を超えるということでした。(つまり大失敗)
失敗の原因は、おそらく『暗い星』をプロット出来ていなかったこと。
暗い星は他の星に重なっていて見えないので、マカリの限界を感じました。
まとめ
星の年代測定をしてみました。
専門的なツールではないので、あくまで『体験』です。
しかし、少しだけ年代測定の知識が深まりました。
今後も、天文学に関する調べ物を続けていきます。
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